中小企業診断士の難易度は高いと一般的に言われています。
そこで、本記事では「中小企業診断士の難易度の高さはどの程度なのか?」を具体的にするため、
- 合格率
- 勉強時間
- 他資格との比較
- 偏差値で比較
- 社会人と大学生別
の5つの項目で分析を行いました。
確実に言えることは、難易度は高いものの、中小企業診断士に本気で合格したいと強い思いがあれば、どなたであっても合格は可能な試験です。
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中小企業診断士試験は
- 一次試験(筆記:マークシート)
- 二次試験(筆記:論述)
- 二次試験(口述)
の3つで構成されています。
二次試験(口述)に関しては、欠席などしない限り、ほぼ合格する試験となっているため、中小企業診断士の試験難易度からは除外し、一次試験(筆記:マークシート)×二次試験(筆記:論述)の合格率は以下の通りとなっています。
| 中小企業診断士試験(一次・二次) | 合格率 |
|---|---|
| 2023年度(令和5年度) | 5.59% |
| 2022年度(令和4年度) | 5.40% |
| 2021年度(令和3年度) | 6.66% |
| 2020年度(令和2年度) | 7.82% |
| 2019年度(令和元年度) | 5.53% |
| 2018年度(平成30年度) | 4.42% |
| 2017年度(平成29年度) | 4.21% |
| 2016年度(平成28年度) | 3.40% |
| 2015年度(平成27年度) | 6.32% |
| 2014年度(平成26年度) | 5.64% |
中小企業診断士の難易度(合格率)は例年3-8%程度となっています。
平成30年度までは、4-6%程度で推移していましたが、令和元年度以降の近年は5-8%程度と合格率が上昇しており、中小企業診断士の難易度は若干ではあるものの低下傾向にあると言えます。
ただし、全体の合格率をみただけでは、中小企業診断士の難易度を把握することが難しいため、次に一次試験と二次試験それぞれの合格率をご紹介します。
合格率からみた一次試験の難易度・偏差値
| 一次試験 | 合格率 | 合格者数 | 受験者数 |
|---|---|---|---|
| 2025年度(令和7年度) | 23.7% | 4,344人 | 26,211人 |
| 2024年度(令和6年度) | 27.5% | 5,007人 | 18,209人 |
| 2023年度(令和5年度) | 29.6% | 5,521人 | 18,621人 |
| 2022年度(令和4年度) | 28.9% | 5,109人 | 17,345人 |
| 2021年度(令和3年度) | 36.4% | 5,839人 | 16,057人 |
| 2020年度(令和2年度) | 42.5% | 5,005人 | 11,785人 |
| 2019年度(令和元年度) | 30.2% | 4,444人 | 14,691人 |
| 2018年度(平成30年度) | 23.5% | 3,236人 | 13,773人 |
| 2017年度(平成29年度) | 21.7% | 3,106人 | 14,343人 |
| 2016年度(平成28年度) | 17.7% | 2,404人 | 13,605人 |
| 2015年度(平成27年度) | 26.0% | 3,426人 | 13,186人 |
| 2014年度(平成26年度) | 23.2% | 3,207人 | 13,805人 |
中小企業診断士一次試験の合格率を見ると、平成30年度までは18-26%程度だったのに対して、令和元年度以降の近年は27-43%程度と非常に高い合格率となっていることが分かります。
先ほどの中小企業診断士全体の難易度が低下傾向にある要因としては、一次試験の合格率が上昇していることが理由となっています。
合格率からみた二次試験の難易度・偏差値
| 二次試験 | 合格率 | 合格者数 | 受験者数 |
|---|---|---|---|
| 2023年度(令和5年度) | 18.9% | 1,555人 | 8,241人 |
| 2022年度(令和4年度) | 18.7% | 1,625人 | 8,712人 |
| 2021年度(令和3年度) | 18.3% | 1,600人 | 8,757人 |
| 2020年度(令和2年度) | 18.4% | 1,174人 | 6,388人 |
| 2019年度(令和元年度) | 18.3% | 1,088人 | 5,954人 |
| 2018年度(平成30年度) | 18.8% | 905人 | 4,812人 |
| 2017年度(平成29年度) | 19.4% | 828人 | 4,279人 |
| 2016年度(平成28年度) | 19.2% | 842人 | 4,394人 |
| 2015年度(平成27年度) | 24.3% | 1,185人 | 4,941人 |
| 2014年度(平成26年度) | 24.3% | 1,185人 | 4,885人 |
二次試験の合格をみると、平成28年度以降は18-20%以内で収まっており、中小企業診断士の二次試験合格難易度は横ばいのままとなっています。
また、合格者数をみると約1,600人が最大値となっています。
公表はされていないものの、風の噂では、中小企業診断士の資格を取得するには試験合格後に実際に企業診断を行う「実務補習」等を行う必要があるからだとも言われたりしています。
なぜなら、実務補習にはインストラクターとなる独立中小企業診断士と実務補習先となる受け入れ企業の確保を質を保ったまま実現する必要があるからです。
そのため、現状は1,600人程度が最大値となっているのではないかと推測できます。
勉強時間からみた中小企業診断士の難易度
中小企業診断士の勉強時間(難易度)がどの程度なのか見ていきます。
少し古いデータになりますが、厚生労働省が2004年に実施した調査では、中小企業診断士の勉強時間は1,300時間となっています。
2004年時点での調査ということを考えると、ネットやSNSが発達し、中小企業診断士試験対策ノウハウも能動的に自ら探しに行けば収集できる現代では、必要な勉強時間も大幅に短縮されていると容易に想像できます。
そのため、一般的によく言われる「中小企業診断士試験合格までに勉強時間1,000時間」という目安のは大きく間違っていません。
ただし、受験する人によって、バックボーンが大きく異なるため、500時間で合格できる人もいれば、1500時間必要な人もいるため、あくまで目安の勉強時間として捉えておきましょう。
- 中小企業診断士合格までの勉強時間の詳細は以下の記事をご覧ください
中小企業診断士合格までの勉強時間
他資格と比較した中小企業診断士の難易度・偏差値
| 資格名 | 難易度 | 目安勉強時間 |
|---|---|---|
| 公認会計士 | 1~3年 | |
| 税理士 | 3年~5年 | |
| 司法書士 | 1年~2年 | |
| 不動産鑑定士 | 10ヶ月~2年 | |
| 中小企業診断士 | 8ヶ月~1年半 | |
| 社会保険労務士 | 6ヶ月~1年半 | |
| 行政書士 | 5ヶ月~1年 | |
| 宅建士 | 2ヶ月~11ヶ月 |
各資格で求められる内容や性質が大きく異なるため、一概に他資格との難易度を比較することは難しい点を前提に、大手予備校のTACが発表している「資格人気ランキング」に記載されている難易度と学習期間をもとに難易度順に並べました。
国家資格の中でも難関と言われる8種類の中において、中小企業診断士の難易度は中程度となっています。
同程度の難易度としては、社会保険労務士や行政書士が位置づけられますが、中小企業診断士は暗記よりも理解力や応用力が問われることが多いのが特徴です。
そのため、暗記が得意で理解力や応用力を問われるのが苦手な場合だと、苦戦する受験生が相対的には多い印象です。
偏差値からみた中小企業診断士の難易度
他資格との比較と同じことが言えますが、各資格で求められる内容や性質が大きく異なるため、万人にあてはまる偏差値とすることは困難です。
上記を前提に、様々な資格の偏差値を公開している「資格のとり方」によると下表となっています。
| 資格名 | 偏差値 | 難易度 |
|---|---|---|
| 司法試験 | 77 | 超難関 |
| 公認会計士 | 77 | 超難関 |
| 司法書士 | 76 | 超難関 |
| 税理士 | 75 | 超難関 |
| 不動産鑑定士 | 74 | 超難関 |
| 中小企業診断士 | 67 | 難関 |
| 社会保険労務士 | 65 | 難関 |
| 行政書士 | 62 | 難関 |
| 宅建士 | 57 | 普通 |
ほどご紹介したTACの資格ランキングとは、ランキングや偏差値をつける人の主観がによって微妙に資格の順番が異なりいますが、概ねは同じだと言えます。
中小企業診断士は偏差値が67となっており、大学受験の偏差値(引用:進研ゼミ)に直してみると、一例ですが、
- 中央大学 文学部
- 法政大学 スポーツ健康学部
- 立命館大学 食マネジメント学部
といった大学の難易度となっています。
注意が必要なのは、目安なだけなので、実際に上記大学に入学できる学力がないと無理かと言えば、全くそんなことはありません。
実際、受験制限がなく幅広い方が挑戦できるため、中小企業診断士は高学歴でなくても合格する人は沢山いらっしゃいます。
偏差値で難易度を図るよりも、中小企業診断士の資格に合格する意思がどれだけ強いか?そのための行動ができるかを誓えるかどうかが大切です。
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大学生と社会人別にみた中小企業診断士の難易度
大学生と社会人では大きく中小企業診断士の難易度は異なります。
中小企業診断士は経営コンサルタントとして活躍するため、企業経営理論や財務会計などのビジネス知識が問われます。
社会人であれば、仕事でSWOT分析やファイブフォース分析などのビジネス知識を活用しているため、下地をある程度持っていますが、大学生は全くのゼロから全てを習得しなければなりません。
| 一次試験 | 二次試験 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 大学生 | 社会人 | 大学生 | 社会人 | ||
| 2023年度(令和5年度) | 16.59% | 21.36% | 18.79% | 12.21% | |
| 2022年度(令和4年度) | 16.81% | 22.44% | 16.27% | 17.87% | |
上表から、特にビジネスの一般知識が問われる一次試験において、大学生が中小企業診断士に合格する難易度が高いと言えます。
逆に、論理的思考力が求められる二次試験では、深い専門知識は求められず、問われたことに素直に答えられるかが大切となるため、大学生であっても社会人であっても、そこまで差は見られません。
まとめ
中小企業診断士の難易度を分析した結果、
- 合格率は令和元年度以降上昇しており、試験難易度は若干ではあるが低下傾向
- 勉強時間は約1,000時間必要
- 社会保険労務士や行政書士と同程度の試験難易度
- 偏差値は67程度
- 大学生は合格難易度が高めになる傾向あり
と判明しました。
確かに中小企業診断士の難易度は高いですが、数字が低いからといって試験自体が難しい訳ではありません。
一次試験の受験者の中には「会社から言われたから受験する」「資格取得よりも知識を身に付けることが目的」という方も少なからず存在します。
そのため、合格率は30%前後ではあるものの、「中小企業診断士の資格を本気で取得したいと願う方」の合格率はもっと高いと想定されます。
二次試験は、一次試験をくぐり抜けてきた猛者たちの中で上位20%に入らないと合格できないため、数字以上に厳しい試験です。
ただし、誰もが解けるような基本的な問題で失点を防ぐことができれば合格圏内に十分入れる試験でもあります。
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